Top Message
私たちにしかできない
SDGsとは何かを突き詰めることで、
価値ある天然水を守り、
世の中にとって必要な会社であり続ける
「100年続く企業へ」をグループミッションに掲げ、天然水という日本の貴重な資源をもとに事業を展開している私たちにとって、SDGsへの取り組みは必要不可欠なテーマです。
「私たちにしかできないSDGsとは何か?」を常に念頭に置きながら、事業活動を通じて関わる人々の生活が豊かになることを目指しています。
そこで自然の恵みである天然水や持続可能な未来を守っていくために、私たちは事業を通し、「①環境を守り育むことで自然を豊かに」、「②地域と共生し人々の暮らしを豊かに」、「③公正で透明かつ潤いのある組織を」、「④多様性を尊重し働きがいのある環境で社員の人生を豊かに」の4つのテーマでサステナブルな取り組みを推進しています。
中でも特に強く意識しているのが、「地域の環境保全」と「社会への還元」です。
自然の恵みを地域社会へ
還元することで、
持続的な環境保全を実現したい
採水地を含む周辺地域の歴史と風土のおかげで“おいしい天然水”は育まれ、地域の皆様のご理解とご協力を得て採水工場は稼働できています。つまり私たちは、地域社会から“水源”という貴重な恵みを分けていただくことで、初めて事業を展開することができるのです。だからこそ採水工場を建てる際には、最大限に地域社会が潤い、かつ利益を生み続けられるサステナブルな仕組みづくりを最優先で考えます。富士吉田市に本店登記をして地元に税収の形で還元していることや、南阿蘇村の誘致企業第1号として2014年から工場を稼働させたのも、そうした企業方針の一環です。
今後も、私たちが営業努力によってユーザーを増やせば増やすほど、税収も増え、持続的に地域のインフラ整備や自然保護に活かされ、水源を取り巻く環境の保全に役立つという良い循環が生まれます。また、ユーザーが増えるにつれて各地に採水工場を新設することができれば、税収に加えて新たな雇用や経済需要の創出にもつながるため、地方創生に大きく寄与することができるでしょう。
環境保護や社会貢献を声高に唱える派手なSDGsとは違い、私たちの取り組みはあまり世に知られることのない地味なものです。ただ、営利事業として収益を上げることがダイレクトに地方創生に貢献し、ひいては自然環境の保全につながるという“地に足の着いたSDGs”の推進こそが、実はこれからの日本にとって重要なのではないかと感じています。
今後はより地域に密着し、地域や自治体の皆様とともに、天然水を通じてより豊かな暮らしの実現に向け、取り組んでまいります。
「プラスチック資源循環型モデルの実現」や「カーボンニュートラルへの貢献」による 持続可能な社会の構築
日本の価値ある天然水を次世代へ受け継ぐべく、「水資源の保全」を中心に、持続可能な社会の構築に向けた「プラスチック資源循環型モデルの実現」、地球温暖化防止に貢献する「カーボンニュートラルへの貢献」の3つに重点を置いた取り組みを実施していきます。
現在私たちは、安全・衛生面の配慮から、お客様に安心安全に水を飲んでいただけるよう、衛生的でリサイクル可能な使い切りのペットボトル容器で天然水をお届けしていますが、 将来的には容器を自ら回収・リサイクルできる体制を整えるか、ペットボトルの削減につながるような配送のスキームを構築する必要があると考えています。この点に関しても今後の営業努力によってユーザーを増やし、採水拠点を全国に分散して新設することができれば、プラスチックや石油燃料、CO2等の削減につながる実行可能な選択肢がさらに広がるでしょう。
また、設計段階から環境に配慮した資材を組み込み、これまで以上にリサイクルしやすいペットボトルやウォーターサーバーへ規格を見直すとともに、消費者に対するサステナブルな啓蒙まで、一気通貫の「プラスチック資源循環型モデル」を実現していきます。
さらに、脱炭素社会の実現を目指し、省エネルギー活動の推進、再生可能エネルギーの積極的な導入及びバリューチェーンのステークホルダーとの協働を通じて、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量の削減に努めていくことで、「カーボンニュートラル」に貢献していきます。
これからの時代は、世の中にとって必要な企業の商品しか選ばれなくなる傾向がますます強まっていくでしょう。
だからこそ、社会にとって本当に意味のある取り組みとは何か?を突き詰めながら、私たちにしかできないSDGsに取り組んでいきたいと考えています。
その想いを実現するためにも、おいしい日本の天然水を“世界で一番多く”お届けできる会社になり、自然の恵みを社会にしっかりと還元し、サステナブルな未来の実現に向けて貢献していくことが今の目標です。